朝日新聞 声 掲載 飲酒運転

先日、運転免許の更新をしました。五年に一度ですが、講習を受けた後は安全運転を心がけるよう、身が引き締まる思いがします。
 昨今飲酒運転の危険性が叫ばれ、罰則も強化されています。それにも関わらず、飲酒運転による事故が後を絶ちません。
 「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という標語がありますが、この標語の効果が薄れている感じがします。飲酒運転をする人は、「飲んだら乗らない」と思っていても、飲んでしまったら、「少しくらい運転してもいいのではないか」と心が変わります。酒量が進むにつれ、「もうちょっと飲んでもいいだろう」と悪魔がささやきます。そうして、飲酒事故に繋がってゆきます。
 何とか飲酒運転をなくせないだろうか。知恵を振り絞って出た名案は、飲酒そのものをやめることです。私は、二年ほど前から飲酒しなくなりました。アルコールそのものを口にしないので、飲酒運転をする心配は全くありません。飲酒運転をする可能性のある人には、是非勧めたい方法です。