■新法人移行に向け、会員種別を検討

■新法人移行に向け、会員種別を検討
日本歯科医師会専務理事 村上 恵一

新法人移行に伴う会員種別の協議を、理事会並びに定款等改正臨時委員会で
始めている。
会員種別案は、就業形態別に分けた6種で構成しており、郡市区歯・都道府県
歯・日歯の全てに所属している会員(第1、2種)と、いずれかにしか入会して
いない会員(賛助会員、第3〜6種)とに分類している。現行で10万円徴収して
いる入会金は、いずれの種別でも無料にしているが、その一方で、第1種〜第3
種までは入会手数料として1万円を徴収する形を検討している。
第1種は診療所、病院、医育機関等の開設者及び管理者、歯科責任者で、会費
は3万8千円で据え置く。第2種は診療所等の勤務歯科医師と、公務員や医育機関
等の勤務歯科医師で、会費は1万9千円と半減。また、診療所等の勤務歯科医師
で日歯広報等が不要な場合は2千円を減免する。
賛助会員については、第3種が公務員や医育機関等の勤務歯科医師で、会費は
1万2500円。第4種は診療に従事しなくなった者で、会費は1万2500円。第5種は
診療に従事しなくなった終身会員で、会費は免除となる。第6種は臨床研修歯科
医師で、会費は3千円。Eシステムが利用できる。
今後、定款等改正臨時委員会等と並行して引き続き検討し、新法人移行の準
備を進めていきたい。